写真 春の庭では、クレマチスたちとバラの競演がみられました
クレマチス:ブルーエンジェル アラベラ
バラ:ジュード・ジ・オブスキュア プチトリアノン
宿根草:ジキタリス キンギョソウ など
秋の休日。庭仕事や農家の仕事日和。
一日中、ほうれん草のハウスで収穫作業をしましたよ。
家事や会社での仕事のほかに、農家の仕事もなんて大変じゃない?
いえいえ 思いのほか、とっても癒される面も多々あります
心地よい日差しの中で、柔らかな土や、収穫を待つばかりの植物に触れることが、心をニュートラルにさせてくれるみたいです。心地よいイージーリスニングのBGMを流すだけで、たちまち日常の慌しさから開放されて、不思議な感じがします。穏やかな秋の休日を心地よく過ごして、しかも食べてもらえる役立つ物を作るという充実感。これはナカナカのモノです。
「次に旅行に行くとしたら、どこに行きたい?」
「うーん。これに美味しい珈琲があれば、どこに行かなくてもいいや。好きな音楽聴いて、こうして過ごすだけで充分な気がする。」
「ここ気持ちいいよなぁ〜。庭にテーブルだして一休みするか。」
「少しづつ庭も、友達も呼べる庭にしたいよね〜。皆でブルーベリーやイチゴを摘んで過ごしたい。楽しいよね〜。きっと。」
そんなことを旦那と二人で話して、一日過ごしました。
たしかにここは「ちょっと僻地」で「荒々しい原野」だけど、どこよりも空が広くて、鳥の声が聞こえて、人目を気にすることなく穏やかな場所です。天気の良い日には、こんなに穏やかな時間を気のすむまで過ごすことができる場所なんてどこにもありません。(もちろん私たちにとって…ですが。)
半分荒れた土地をもてあましている現実もあります
でも、見方を変えるだけで、ずいぶん捉え方って変わるものです。
お金をかけなくても、見栄を張らなくても、
心地いいこと、楽しいことは、見つけられるものなんですね。
What a Wonderful World
今、ここにいることを感謝して。
これから先、ここでしかできない楽しいことを考えて。
少しだけ気持ちも大きくなったような気がします。