こんなことを書くと、
ドン引きする方もいらっしゃるとは思いますが…
被災地の瓦礫の受け入れ
反対をされている方も実際多いのも事実。
受け入れる「不安」も理解できます。
でもね、
地震・災害の多い国 日本に住んでいる限り
決して人事に考えてはいけないと思うんです。
「明日はわが身」ですよ。
なにが起こったって、不思議じゃない。
被災地の人々だって
私たちと同じように、昨日と同じ明日を信じて
生活の営みを続けてきたんです。
今、瓦礫受け入れ反対をしている人と同じように。
今、風評にのっかって、東日本の食べ物
をヒステリックに拒否している人と同じように。
その姿を被災者は見ています。
そして、反対運動をしているあなたの子供も見ています。
その災害が、あなたの身にいつ降りかからないとも限らないのに
今のあなたのような心、考え方を植えつけてはいけないと思うんです。
立場を変えて考えてみてください。
あなたの地域が同じ災害にあったとしたら
さらに同じように風評被害や、
瓦礫受け入れ拒否にあったら
悲しくないですか? 侘しいくはありませんか?
そんな社会にしてはいけないと思うんです。
情けは人のためならず
そんな先人の知恵とも言える言葉を知っていますか?
不安な気持ちも理解できます。
そういう運動で監視する体制も
より整ってきている事実もあります。
だからこそ、ヒステリックになってしまったらマイナスです。
その時点で建設的な意見として受け入れられなくなるからです。
汚染状況をしっかり監視した上で
安全ならば受け入れる。
かりに危険ならば、被災地で処理できる方法を模索するほうに
その運動を起こすエネルギーを向けてみる。
人の不幸の上に自分の安心を築いてはいけないです。
それは、まわりまわって自分も苦しめるから。
痛みも喜びも分かち合うことで健全な社会が成り立っているもの。
汚染を広げないため、安心を勝ち取るため、
被災地は自分が甚大な傷を負っているにもかかわらず
崖に爪をたてるような必死の努力をしています。
ヒステリックに我を張る前に、
もっと大きな智慧に立つことも
大切ではありませんか?
小さな考えでは、あなたの大事なものは
何も守ることはできません。
未来のために知恵のある行動を
願ってやみません。
PS 未熟な考えで、言葉が至らないことは、お詫びします。