Maple Garden ☆ Begins!

ガーデニングビギナーダイアリーは新タイトルに。 相変わらず雑草に負けないガーデン作り。

2017年07月

Till the cows come home

「まいろふえ」の7_8月号に、素敵なエッセーが掲載されていた。

心を打たれ感動したので、書き留めて置くことにした。もちろん、要約だが。

「私と、庭と菜園と」というタイトルで、ガーデンデザイナーの白井温紀さんが綴っている。

ロンドンでの学生時代に質の高いガーデニング雑誌を目にす機会があり、その中でも「見栄えだけではない、深い豊かさに包まれた記事に出会った」そうだ。
それにはイギリスのガーデニングの本質をさりげなく謳ったキャッチコピーが添えられていた。


「Till the cows come home」
〜牛が家路につく前に〜

「あるインテリアデザイナーが田舎の古い牛舎を改修して魅力的な住まいと庭をつくり、それが20年以上の歳月を経て、より美しく成熟しているというもの」だったと言う。

農場の牛たちが放牧から戻ってくる合間、夏の緑溢れる家でランチとうたた寝と、ティータイムを楽しむ極上の時間を過ごすイギリスの農家の暮らしをコンセプトに、そのデザイナーは、庭づくりをしてきたとあったそうだ。

筆者はそこに、ガーデニングの本質を見たとエッセーは続く。

「ガーデニングの本質は農業だ。畑作、酪農。農産物や家畜たちとの生活が、景色をつくる。農業は、イギリス人だけではなく、私たち日本人の庭づくりの根底にも流れている。」


私ごとだが、

作物の収穫や農地の草刈りの合間、綺麗な庭でのひと休みしながら過ごす時間は格別だ。
リラックスできる音楽と、美味しい珈琲。
時には、朝早起きして、朝ご飯を庭のテーブルでいただいたり……。

土にまみれ、汗でドロドロになる農作だが、その合間に、なんと贅沢な時間を楽しめることだろう。 この対比が、より悦びを深めるのだ。

自然の中で、恵みを享受し、向き合い生かすために身につけた知識と技術で地域の景観をつくり、環境の保全に気を配る。

農家のガーデニングは、
まったくディープだ。

その役割は、思いのほか大きい。

わが家の庭づくりも、約13年。

ライフワークだと誇れるようになるまで、出来れば生涯やり続けたい。


庭を楽しむ形はさまざまであっていい。

その中でも、取り分け深く掘り下げられる、今の環境いられることを、私はもっと感謝していいんだと思う。







お化けが出るよ〜(((o(*゚∀゚*)o)))

オープンガーデンに、古い友人が子供を連れてやって来た。

中学生のお姉ちゃんと、年中さんのチビちゃんだ。

お姉ちゃんは大人しくってお利口さん。
チビちゃんは……クソガキ……いや、
元気で明るいお転婆さん

家の庭の裏には、畑の他、雑木林や草地、廃屋同然の小屋などがある。

チビちゃんは、薔薇が咲くお庭より、
その裏庭に興味深々だ。
足もとはサンダルなのに、
「あっちは何があるのかな〜」って
臆することなく、探検行きたいとのこと。

「おばちゃん、あっちなんかいるの?」
というので、
「今は虫と鳥がいっぱいいるよ〜。たまに、キツネとかウサギともね〜。」と私。
「じゃ、お化けがいないなら、行ってみる〜」
と言うが早く、そばにあったビニール傘を手に取り、駆け出して奥へ。

好奇心旺盛なのね〜。
「気を付けてね〜。」と、
心配半分、見送った。

少しして、ママの所に戻ってくると、
「広い原っぱと、青い実がついた木がたくさんあったよ」と楽しそうに探検の報告だ。

青い実は育ち始めたブルーベリーだろう。

大人は、手入れの大変さを知っているから、しかめっ面をする原野も、子供の目から見ると、また違って見えるのかもしれない。

住んでる私も、原野へサンダルでは行けませんよ。しかも、チビちゃん半袖に短パンじゃないの?
子供のパワーって凄いのね。

「トイレを貸して」と言うので、ママと家の中へご案内。

ひとしき用がすんだ後……

「おっきいお家だね〜」とチビちゃん。
※注:ふつうの大きさの住宅です。

「あっ、階段だ‼」
「2階は何があるのかな〜(((o(*゚∀゚*)o)))」



ヤバい‼

そこは流石に探検されては困る
まさか、家の中まで見られるとは、思ってないから、あっちこっち「開かずの間」なのだ❗


「2階はお化けが出るよ! 行くとお化けがついてくるよ‼」



と、大声で脅かしてしまった。

チビちゃんはその大声に、何かしらを感じとったらしく(笑) わが家の探検は思いとどまってくれた。

「お化けが出る」って、子供の行動抑制には以外と効果的なのね〜。


そう言えば、私も子供の時、母親の実家に「お化け」が出ると信じていた。いや、まじで奥の部屋や2階はなんか怖かった記憶がある。
たぶんまわりの大人が、「駄目!」と叱って傷つけなくていいように配慮してくれたのだろう。

私も知らず知らずのうちに行動を抑制されていたわけだ

お転婆のクソガキは私もだわ

子供とふれあうとイロイロ勉強になります

その子たちと、ママには、帰りにおみやげのジューンベリージャムを上げてお見送りした。

青い実が、食べ頃になったら、
また遊びに来る約束して。


その時までには、お化けが出る場所は少し少なくしなくちゃね











アラベラ

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青の色がキレイです(^-^)/

まず自分が楽しむこと。

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長く続けるコツは、
「まず自分が楽しむこと。」

かな?

庭も、作り始めて10年を越え、形が出来て充実してきました。

他人の評価が気になって苦しい時期も有りました。
 親い人ほど何故か評価が厳しいの。
あれ、不思議ですよね〜。

酷評も大事な意見として伺いますが、それが全てではないですよね。 

それに好きだからって、ごり押しで困らせることもあるし。

思うような承認を得られないからといって、「価値がない」かというと、そんなことは決してないわけで。


だって、一生懸命育てた薔薇が綺麗に咲いたら「とっても嬉しい」んだもの。


トゲで痛い目にあったり、虫が気持ち悪かったりと嫌な思いを乗り越えて育てられるのは、その悦びがあるから。

ディスられるのは、好きじゃないけど、私が庭から得られる悦びは、私の宝物だから誰も奪えないじゃない😅 

ここまで続けこれたのは、その宝物をいっぱい見つけられたからだと思うのです。

人と比べないと、その価値を認められないなんて、逆にどうかしてるわよ。そこに軸足を置くと苦しいとこから抜け出せないんだよね😉


どんなに私が雑にあつかっても、どんなに他の人にディスられても、

……誰が見ても見なくても、

時期が来て環境が味方すれば、
自分の力で、こんなに綺麗に咲きます😁

それを、誰より、楽しむ特権が庭を育てた人に、ちゃ〜んとあるのだから。

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元気を出して!

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梅雨も本番です。
オープンガーデンの準備よりも、これからのほうが忙しです。

モリモリ繁、草との戦い‼

秋の庭を快適に過ごすためにも、今からがんばらなくちゃ
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めいぷる

お庭づくりの参考にお勧め。
素敵なブログがいっぱいです。

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